タイムカプセル

泥だらけの笑顔でまた きっと会える 君に

忘れたくない“夢”

 

 

わたしはまだ夢を見ている。

 

長い長い夢を見ているのだ。

 

そんな覚めることのない夢の話をしようと思う。

 

 

 

 

 

2019年12月7日。

 

わたしはこの日の出来事を一生忘れないだろう。

 

 

電車と新幹線を乗り継いでたどり着いた福岡。

修学旅行の時に来たの以来でもちろん嵐のコンサートも楽しみだったけど、普通に観光するのも楽しみにしてた。

 

昼頃に着いてホテルのチェックインの時間まで博多駅でお土産を買って時間を潰して、チェックインして少しホテルでくつろいでからシャトルバスでヤフオクドームへ。

 

グッズ並ぶ時間を考慮して早めに行ったのに全然並ばずにそのままグッズ買えて、うちわ片手にはしゃいで写真撮りまくってプリクラ撮ってブラブラ歩いて時間潰して。

 

少し早いけど外にいるのは寒いしトイレも混んでて並ぶことになるだろうから16:30に入場しようという話になり。

 

デジタルチケットの為、当日までゲート番号は分かるけど席は分からないチケットくじ方式。本人確認した後、チケットを受け取ってドキドキソワソワしながら、チケットを開くと…

 

 

 

 

 

“アリーナ”

 

 

 

 

 

 

わたし・友達「「アリーナ!??!?!!??!!キャ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

 

その場で友達とめちゃくちゃハグをしてめちゃくちゃ喜びを共有した。一生感謝するし、一生感謝する。

 

Japonismの時以来、4年ぶりにアリーナという文字を見た。その時の詳細ブログはこちら↓  (ちゃっかり紹介すんな)

 

あの時はまだ紙チケで事前に席が分かっていたけど今回は違う。当日その場で分かるシステム心臓に悪いけどあのドキドキハラハラワクワクたまらん。アリーナという文字を見た後、Japonismの記憶がフラッシュバックして手の震えが止まらなかったなぁ。

 

トイレを済ませてチケットに書いてあった通路に向かうとまさかのスタンドから入るパターンで。そう。あれです。スタンドの階段降りてアリーナ向かうパターンです。9月に入った時は上段でそういう人を見ながら「いいな〜いつかああやって降りて行きたいな〜」って思ってたあれ。まさかこんなに早く実現するとは思わなかった。

 

降りた先にはアリーナに入る前にチケットチェックするスタッフさんが立ってたので見せてアリーナへ。

 

4年振りにアリーナの地を踏み締めていると思うとまた手が震えだした。アリーナはいつになっても何回入っても慣れないと思う。あのアリーナ独特の雰囲気えげつない。

 

 

 

そしてチケットにある席に向かうと気づいた。

 

 

いや待ってくれ。

 

 

Japonismの時は柵から8席くらい離れてたのに、なんとまさかのアリトロ導線の柵が1つ席を飛ばした先にあった。もうほぼ柵横。今回もうそこやん…?1m先に誰か来る………?

 

 

……………は?(頭の中大混乱)(思考停止)(処理不可能)(キャパオーバー)

 

 

わたし「えっ、なあ待って!?!ここ通るやつ!!アリトロくるやつ!!てかもうセンステも近いんやけど!??!誰が通るんここ!?えっ無理、待って、ほんま頼む、待ってくれ………無理………えぇ…………意味わからん……………もう逃げたい(???)」

 

 

よう喋る。今まで出来るだけ嵐を近くで見たいって思ってたのにいざ近くなると逃げたいとか言い出すと思わなかったな。贅沢すぎる悩みか!最近スタンド続きで上のほーう!だったから予想外すぎる良い席でついに頭がバグった。

 

いや、嘘言った。ちょっと、ちょーーーーっとだけ「今度こそアリーナくるかもしれない。ワンチャン…!」って思ってたのでカンペうちわとマジックペンを毎回持ち込んでいたんですよ。でも今まで出番がなかったから今回も荷物になってしまうんだろうなって思ってたのに。

それなのに!!

まさか使う日が来るとは思いもしなかったですね。今こそ使いどころやん!!!ここで使わなかったら使う日が来ない!!!と思ったので出してみたものの、今さっき言ったけどこんな良い席だったの予想外だったので何を書くか決めてるはずもなく。なんてこった…そんな急には決められない…予習しておけばよかった…伝えたい事がいっぱいありすぎる(By 優柔不断女)

 

そんなこんなで悩んでると開演の30分前になってて、(え、1時間も悩んでた…?さすがに優柔不断すぎて笑うよな)入った時約1時間30分前だったのに時間経つの早すぎてこのままじゃ書けないまま始まってしまう。始まったらもう絶対書く余裕なんかない。うーーん、やっぱりこれかな…と悩みながらも1番最初に頭に浮かんできた言葉を選び、黒のマジックペンの太い方でただただシンプルにひと書きでこう書いた。

 

 

 

“同じ夢を

   見よう”

 

 

 

この言葉は元々『君のうた』という相葉くん主演ドラマ「僕とシッポと神楽坂」の主題歌の歌詞にあるフレーズ。

君のうたの歌詞→嵐 君のうた 歌詞 - 歌ネット

あとJohnnys webで翔くんがしているブログ『オトノハ』で幾度となく締めの言葉として出てきた。

君のうたは“嵐とファンの曲”とベストアーティストでも紹介されていたように、嵐からファンへのメッセージがこもった曲だとわたしは思ってる。

 

 

伝えたかった。

ただただ伝えたかった。

嵐と、あの5人とじゃなきゃ、嵐とじゃなきゃ同じ夢を見たくない、嵐と同じ夢を見たいということをただ伝えたかった。

それで選んだ言葉が『同じ夢を見よう』。

 

 

書く言葉がようやく決まり開演時間も迫ってきてカンペうちわを2人してそれぞれ必死に書いていると、お隣の相葉担と櫻井担のおば様が「すごいね〜!近いから絶対見て貰えるよ〜!」と話しかけてくれてそれで仲良くなって。

櫻井担の方が「うちわ持ってくるの忘れたのよ〜」って仰ってたから、「よかったらどうぞ使ってください!」と物販で買った翔くんのうちわを渡したら喜んでくれてお礼に大量に飴ちゃんくれて、こういうファンの繋がりっていいな〜って思った!

全然知らない方で住んでる県も違ったけど、同じグループを応援してるおかげで今日出会えたってすごいよね。うん、すごい。開演前から心が温かくなったな〜。

 

 

 

そんなこんなで4人でお話してると、円陣の声が聞こえて照明が落ちて待ちわびた18時となった。

 

感謝カンゲキ雨嵐のイントロが流れて嵐が200万個のスワロフスキーで飾り付けられた幕を背にして登場した。スワロフスキーの輝きに負けないほど嵐の5人が輝いて見えた。

 

嵐に初めて会う横にいる友達はどんな反応をしているのだろうと思い、気になって見てみると「本物だぁ…本物がいる〜…もう会えないと思ってた…」と言いながら涙を流していた。今も友達には秘密にしているけど、それを見てもらい泣きした。

 

 

程なくしてムビステに乗ってる嵐がこちら側にやって来た。有難くも席に恵まれてムビステが通るのを肉眼で見えて嬉しかったけど、嬉しいという感情よりどうしようという困惑が勝った。だから贅沢すぎる悩みか!(2回目)

 

いやだってよ?ムビステ近いんだよ。肉眼でしっかり見える距離だもん。そりゃ近いよ。ムビステでこんなに近いのなら右横の通路を通る手を伸ばせば触れられそうな距離にあるアリトロはどんな距離なんだよ…無理だよ…こんなに近いのは無理だよ…となった。だから贅沢すぎる悩みかて(3回目)

 

ムビステの距離で近すぎて無理ってなったのにそんなの無理に決まってる。言葉で表せない困惑だった。無理しか言葉が出てこない。元々語彙力がないオタクがさらに低下した末路がこれ。近くで見たいと言いながらいざ近い距離で見ると無理となる。我ながら自分のようなオタクは面倒くさい生き物だなと心底思う。

 

 

 

話はガラッと変わってこの部分すごく推しているのでここだけは言いたい!!!

 

相葉くんって笑顔が輝いてるとか、動物に好かれてるとか、明るいとかって“陽”のイメージが強いのに対して、I'll be thereの前の映像では影で相葉くん以外の4人を追い詰めて消していくっていう鬼ごっこの鬼より恐ろしいことをしてて最後に悪い笑みを浮かばせるんですよ。まさにそれはイメージとは真逆の“陰”が強い映像でギャップでこちらも追い込まれた。日と共にファンも落ちましたね!(我ながら上手いこと言ったな!)黒相葉くんはなかなかないからこそ破壊力が凄まじいので予告が欲しい。心の準備しておくので。(それでも心の準備が出来るとは言ってない)

 

 

 

…さて、話を戻しまして。

 

 

コンサートを純粋に楽しんでいるとその時は突如としてやってくる。

 

忘れもしない『a Day in Our Life』。

 

この曲が来る前までずっとソワソワしていたけど横のアリトロ動線に誰も来ないままで、まさか初めて横を通る人が自担とはその時のわたしは思ってもいなかった。

 

 

今までの入れたコンサートやワクワクの中で1番翔くんとの物理的距離感で近い時を言うと目を凝らせば顔の表情が分かるか…?という距離感だった。座席といつも反対側の方によく行ったり、座席が上のほーう!だったりするので翔くんとは遠いな〜、自分自担運無いな〜という印象だった。

 

…印象だった。

この時が来るまでは。

 

 

曲が始まり、翔くんがセンステにやってきたと思ったらアリトロに乗り出して近づいてくる。もちろんいつ誰が来ても心の準備は出来てない。

 

いや待って翔くん(自担)やん(は?待って、来た、待って、嬉しい、近い、無理、待って、かっこいい、近い、無理、好き、どうしよう、近い、顔が良い)と感情がごちゃごちゃしながらもうちわはしっかり翔くんに向けて持ってた。すごい。 

 

1番近い真横を通った時、翔くんは遠くを見つめてて「あぁ…これは近すぎて視界に入れないやつか…いやでもこの距離で見えただけで人生の財産だろ!!!」って思ったのにな………

 

 

横を通りすぎてバクステの方へゆっくり向かってたアリトロに乗った翔くんはこちら側を向いて「こっち見た!!!お顔が良い!!!」なんて思いながら見とれていた時にまさかの目が合いました………しかもそれだけじゃないんですよね………うちわを見てくれたのか頷いてくれたんですよね………

そんなわたしにされてるか分からなかったからぼけっとしてて「え?」みたいな顔したら優しい顔して(☺️←これの歯が見えてる感じ)また頷いてくれたんですよ………

 

はぁ……………櫻井翔って人は……………(クソデカため息)

 

その後翔くんはバクステの方に向いたので、わたしの他にうちわ持ってる人がいてそっちにしたのかもしれないな?と思って確認したんですけど、周りを見渡しても名前うちわやグッズのうちわは持っててもメッセージ性のあるうちわ持ってる人いなかったんですよね……これ自惚れてもいいですよね?コンサートは自分に都合良く解釈したもん勝ちですもんね!(???)

 

約13年応援し続けてきたあの櫻井翔くんと目線を交わし、伝えたいことを伝えることができ、反応してもらうという奇跡が起こるなんて思いもしなかった。これは前世で地球を救ったとしか考えられない。前世のわたしにも一生感謝する。

 

翔くんは特定のファンに対してファンサをしないって言ってるけど、1人1人ちゃんと見てくれてるし手を振ってくれる。ずっと見てきたから分かる。それはもうファンサって言うんですよ。

 

ファンサしてないって言ってるけど、生きてるだけでファンサなので毎回ファンサは頂いているんですけどね。オタクは欲張りな生き物なのでそのまた付加価値を求めたがるんですよね。分かりますよ。オタクなので。

 

 

しかもそれだけじゃなくて。

翔くんが乗ってるアリトロ通り過ぎて余韻に浸っていたら、さっき通り過ぎたはずのアリトロがまた近くに来て、『ハダシの未来』の時に今度は1番近くのリフターに翔くんが乗ったんですよ………翔くんはスタンドの方をずっと見てたのでわたし達がいる位置から見えるのは後ろ姿だったけどそれだけでももうお腹いっぱいでしたね。もう何も入らん。胸がいっぱい。オタク幸せ摂取カロリーえげつない。

 

 

あと聞いてくださいよ。(まだあるんかい)

そんなこんなで翔くんに骨抜きにされたんですけど、実はこのアリトロ動線で来るの翔くんだけじゃなかったんですよね。

きっと大丈夫』の時なんですけど、今度はバクステ側から潤くんがこちら側にやってきたんですよ……しかもアリトロのわたし達がいるこちら側の柵にもたれかかってるからま〜〜〜〜〜〜あ近い!!!視界がじゅん!!!一色!!!!!!

全視界がじゅん(パワーワード

見るところ全てが美しすぎてわたしの目が肥えてしまうところで危なかった。ひたすら顔が良いしか言ってなかったな……だって本当に顔が良い……目から摂取する栄養でした(確信)

 

翔潤がアリトロで来てくれるなんて絶対わたし一生の運使い果たした。画面越しでも顔が良いけど、本当にリアルで見ると何倍も顔が良かった。お顔がルーブル美術館。心の中で拝んだ。

 

 

この日のMCでは、炎が上がって歓声あるのすごい、歓声がすごいって褒めてくれて嬉しかったな〜〜〜!嵐は褒め上手!

あとはBRAVEでリーダーが翔くんに公開痴漢(お尻コリコリ事件)してた話だったり、シャワー室の引き戸の取手がなくてコンサートに出られなかったかもしれない事件の話だったり、リーダーの地声「たらったったったー」が聞けたり!

嵐のコンサートってもちろん歌って踊るところとか演出とか見るのも楽しみだけどMCも楽しみの一つですよね〜!何も無くても5人が話してるだけで面白いんだよな!

 

 

約3時間半の楽しい時間はあっという間に終わってしまって多幸感に満ち溢れた。この日は間違いなく世界で1番幸せだったし、今までの人生で1番幸せな日だったな!嵐のファンしてて良かったなって心の底から思ったコンサートでした。楽しかったな〜〜!

そんなコンサートの円盤がこちら!

ARASHI Anniversary Tour 5×20(Blu-ray)(通常仕様)
 

(ちゃんと宣伝するオタクはここ)

 

 

新型コロナが流行して外出自粛しなきゃいけなかったり、4月から新社会人になって嫌なことがあったり、心が折れてしまいそうな時多々あるけどこういう時にいつも救ってくれるのは嵐なんだよね。

 

今日はYouTubeでリモート紙芝居、違う日はワクワクオンライン授業、また違う日はNetflix、また違う日は特別編のドラマ、また違う日はInstagramのストーリー、また違う日はレギュラー番組、また違う日はラジオ…って何かしら嵐と関わる時間がむしろ増えた気がする。

 

自然と笑顔になって嫌なことも忘れて気分が軽くなる。やっぱり嵐はわたしの精神安定剤なんだなって改めて思う。

 

延期してたアラフェスも中止ではなく、無観客ではあるけどライブ配信してくれたのは本当に嬉しかった。欲を言えば嵐に直接会いたかったけどまだそれは出来ないし。当たる前提で話してるけど落選してたかもしれないしな!みんな同じ条件で平等に見えたのは良かったなと思う。だってみんな、“1番になって国立に戻ってきた”嵐見たかったよね!嵐にファンで客席が埋まった国立競技場で大歓声を浴びて欲しかったけどこれはまた今度!

 

 

 

そしてまだまだ先だと思ってた2020年12月31日が遂に来ましたね。

今まで見て見ぬフリして現実から逃げ続けてきたけどもうちゃんと向き合わないとね。

嵐の5人はそれぞれどんな表情でどんな言葉で2020年を締めくくるんだろう。寂しいけどちょっと楽しみでもあるんだよなあ。

これから先のことは何も考えないで今日をめいっぱい楽しみたいと思います!

 

 

また嵐と同じ夢の時間を過ごせますように…

 

 

『キミの夢を見ていた』を聴きながらブログ書いてたら歌詞がわたしが嵐に抱く心境そのものであまりにも心に染みて泣きそうになったよ。いい曲だね。

最後の最後でまた話がズレた!

いつものことか!

 

 

 

 

最後に。

 

嵐へ。

 

これからも一緒に、共に、“同じ夢を見よう”ね。大好きです。ありがとう。